はじめに

 今日はイエス・キリストの復活を記念してお祝いする日です。キリスト教大事典によると、復活日はギリシャ語ではパスカとよばれ、このパスカの礼拝は、はじめ土曜日の夕方から日曜日の明け方にかけて守られ、その中で洗礼式が行われていました。私達は復活節(復活祭)又はイースターと言っていますが、イースターという呼び方は事典によれば、ゲルマンの春の女神に由来する呼び方だといわれるが、確実なことはわかっていないということでした。キリスト教が全世界に広がっていく時、土着の宗教と混合することは十分あり得ることで、テレビで(世界遺産などで)紹介されるキリスト教が、聖書からかけ離れたお祭りになっているのを見ることがあります。私達は聖書を正しく理解し、継承していくべきものと、そうでないものとを見極めていく目を養っていかなければならないと思います。