聖霊を冒涜(ぼうとく)する罪

 「人々が犯す罪や冒涜の言葉はすべて赦されるが」(28節)とは、イエス様が「神の御子」であることを知ろうとしないことにより、漠然と神様に背いている言葉や行為などは赦されるということです。これに対して「聖霊を冒涜する者は永遠に赦されず」とは、神様の生きた霊を受けイエス様を知りながらも聖霊を否定する人は赦されない」ということです。彼は汚れた霊に取りつかれている」(30節)というご自分への言葉に対してイエス様は、御自分を愛し、御自分を通して生きて働かれる聖い神様の霊を「汚れた霊」と冒涜したことに対して、神様の裁きを教えられました。