ダマスコで

 回心したパウロは、ダマスコにあるユダヤ教の会堂で、「イエスこそ神の子である」と、旧約聖書のメシア預言がイエス・キリストにおいて成就したことを大胆に宣べ伝えました。 すぐさま驚きの反響が広がり、今度はパウロユダヤ人から命をねらわれるようになります。ユダヤ人はパウロを殺そうと昼も夜も町の門で見張りましたので、キリスト者の仲間が夜の間にパウロを籠に乗せて城壁づたいに外へつり下ろしました。