飽きることを知らない蛭の娘

 もしこの羊が、青草や水だけでは十分でない、もっともっと欲しいものがある、と、ぜいたくを求めるならば、まだまだ欲しい、満足ではない、欠けだらけだと叫ぶのかもしれません。まるで、箴言に出てくる蛭(ひる)の娘のように・・。「蛭の娘はふたり。その名は『与えよ』と『与えよ』。飽くことの知らぬものは三つ。十分だと言わぬものは四つ。」(30:15)