「わたしには何も欠けることがない。」

 学びたい第二のことは、一節の後半部分「私には何も欠けることがない」ということです。羊飼いが、青草へ・水へと導いてくれるので、羊は「私には何も欠けることがない」と語るのです。必要な物は十分に備えられているので満足しているという状態です。羊にとって青草と水は必要なものであり、その必要なものがあればそれで十分なわけであり、それで十分だと満足する、ということを歌っているわけです。