送り出す教会

 コリントの手紙には「あなたがたはキリストの体であり、また、一人ひとりはその部分です。神は、教会の中にいろいろな人をお立てになりました。第一に使徒、第二に預言者、第三に教師、次に奇跡を行う者、その次に病気を癒す賜物を持つ者、援助する者、管理するもの、異言を語る者などです。」とあります(12:27−28)。このように教会は、キリストの体としての機能を果たす為に、それぞれの賜物に応じて奉仕が捧げられていました。彼らが礼拝し断食をしていた時「バルナバとサウロを伝道に送り出すように」との神の御心が示されました。信仰による一致のもとで、彼らは再び断食を伴う祈りをささげ、二人の上に手をおいて祈り(按手)、出発させました。按手は、新しい使命が与えられたこと、その使命を果たすのに必要な聖霊の賜物が備えられることを象徴するものです。
教会は二人を、神様の恵みと導きと力と聖霊の賜物に委ね、送りました。