「あなたの信仰があなたを救った。」

 彼女を救ったのは主イエスの御力です。彼女の切実で、もうこれしかないと切羽詰まったその信仰、主の前にひれ伏すような全てを投げ打つ信仰によって、主の御力の一部が流れ出て彼女は癒されました。苦しい試練を耐え忍び、あきらめてしまわず、投げやりになってしまわず、どうせ私なんか救われる価値がないなどと言わずイエス様を信じた彼女の信仰に対してイエス様は喜ばれ,「もう病気にかからず、元気に暮らしなさい」という励ましの言葉をかけられました。この時代、病気は神様に罪を犯した罰と考えられていました。それゆえ女性は、身も心も癒されました。これが「長血の女」の身の上に起こった「救いの御業」です。