ヘロデ・アンティパス

 ヘロデ大王の息子、アンティパスは、兄弟の妻を盗るという律法違反を犯しました。ヨハネは決然とこのヘロデ王を断罪しました。やましさを感じていたヘロデ王ヨハネを捕えて牢に入れ、自分の悪評を封じ込めようとします。悪は公けになるのを嫌い、隠れたがります。それでもヘロデ王ヨハネは正しい聖なる人であることを知って、彼を恐れ、保護し、その教えを聞いて非常に当惑しながらも、なお、喜んで耳を傾けて」いました。