はじめに

 本日の聖書は、パウロが同行者のシラスとテモテを待つ間に滞在していたアテネの町での出来事です。至る所に偶像が置かれているアテネの町に、パウロは「憤慨した」とあります。偶像とは、広辞苑によれば、木や石や、土や、金属などで作った像・信仰の対象とされるもの・神仏にかたどってつくった像とあります。パウロはここでも、恐れることなく、福音を語り、人々と語り合い、イエス・キリストを宣べ伝えました。