2010-07-04から1日間の記事一覧

説教を聞いた人々の反応

パウロはアテネの人達を偶像から離れさせ、まことの神と、復活の主イエスに目を向けるよう導きました。その結果、「死者の復活」につまずいた者、信仰の決断を留保した者、そして信じた者に分かれました。アレオパゴスの説教は、今も、全世界の教会で語り続…

救済者である主イエスのもとに立ち帰ろう

パウロは、人間は神を見いだすことが出来なかったけれども、神様はこの無知の時代を終わらせて下さり、裁きの日を定め、その日の来る前に人間の誤りを赦し、全ての人を悔い改めに招いておられることを語りました。さらに、神様は、この世を正しく裁く御子・…

パウロの伝えた神

パウロはこの演説で三つのことを語りました。一つは、知られざる神とは、すべてを造られ、天も地をも支配している神であること。それゆえ、人が造った祭壇や神殿は必要ないこと。かえって全ての人に命と息とその他すべてを与えて下さる神に私達が依存してい…

アレオパゴスの演説

ここでのパウロの説教は「アレオパゴスの演説」として知られる有名なものです。パウロは、アテネの人々が多くの神々の為に祭壇を作り、「知られざる神」の為の祭壇まであることに触れ、彼らは信仰心厚く、宗教的努力がなされていることを認めました。しかし…

パウロ、アレオパゴスへ

パウロの時代のアテネは、かつての繁栄は過ぎ去っていましたが、まだギリシャ文化の中心地でした。人々が集まる広場には、エピクロス派の哲学者(万物は偶然によって生じ、死はあらゆるものの終結である。死後のことについてはどんな思想も受け付けない。神…

はじめに

本日の聖書は、パウロが同行者のシラスとテモテを待つ間に滞在していたアテネの町での出来事です。至る所に偶像が置かれているアテネの町に、パウロは「憤慨した」とあります。偶像とは、広辞苑によれば、木や石や、土や、金属などで作った像・信仰の対象と…

17章16−32節

16 パウロはアテネで二人を待っている間に、この町の至るところに偶像があるのを見て憤慨した。17 それで、会堂ではユダヤ人や神をあがめる人々と論じ、また、広場では居合わせた人々と毎日論じ合っていた。18 また、エピクロス派やストア派の幾人かの…

42章5−9節

5 主である神はこう言われる。神は天を創造して、これを広げ/地とそこに生ずるものを繰り広げ/その上に住む人々に息を与え/そこを歩く者に霊を与えられる。6 主であるわたしは、恵みをもってあなたを呼び/あなたの手を取った。民の契約、諸国の光とし…