それでも神の業は起こる

 パウロは、アキラ夫婦の家を出て、ティティオ・ユストというユダヤ人の会堂の隣にある家に移り住みました。今度はそこが伝道の場となり、ユダヤ人の会堂長クリスポと言う人がユダヤ教から改宗し、一家をあげて信仰者となりました。さらに、この地において多くの人々がパウロの言葉を聞いて信じ、洗礼を受けたと報告されています。コリントの町は道徳的にかなり堕落していた町でしたが、それにもかかわらず、神を信じ、イエス・キリストを信じる人達が多く起こされた町となりました。