終戦記念日(敗戦記念日)

 私達は8月の第一日曜日を「平和聖日」として、「平和」について学びましたが、今日は8月15日ですので、「戦争」と「死」について、少し考えたいと思います。


 イエス様の教えの根本は、神を愛することと隣人を愛することですから、愛から戦争が生れることはありません。


 その一方でイエス様は、戦争は終末の前兆として必ず起こることを予告しています。「戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞くだろうが、慌てないように気をつけなさい。そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない。・・・最後まで耐え忍ぶ者は救われる。そして、御国のこの福音はあらゆる民への証しとして、全世界に宣べ伝えられる。それから終りが来る」(マタイ24:6−)。


 私達はイエス様から「平和をつくり出す人たちは、幸いである、彼らは神の子と呼ばれるであろう。」(口語訳 同5:9)と期待されていますが同時に、戦争が終末の前兆であることを知り、いつも目を覚ましていなければなりません(同24:44)。