「死」について

 「死」については、聖書はどう語っているのでしょうか。ロマ書には、「罪が支払う報酬は死です」(6:23)とあり、私達が死ぬのは罪の結果であると教えています。さらに、「私達は、キリストと共に死んだのなら、キリストと共に生きることにもなると信じます。そして、死者の中から復活させられたキリストは もはや死ぬことがない、と知っています。死は、もはやキリストを支配しません」とあります(同8−9節)。


 イエス・キリストを信じる者はイエス・キリストの復活にもあずかります。神様を信じ、神様が私の罪を赦す為に御子イエス・キリストを、私の為に遣わされたことを信じる者に、「私を信じる者は、死んでも生きる」(11:25)と語られた「永遠の命」が与えられています(ヨハネ福音書3:15−17)。それゆえに、もはや死は恐怖ではなく、死は地上の世界から、来るべき世界へと移される「通過点」にすぎないことを覚えたいと思います