悪意あるうわさ

 エルサレムの長老達は、パウロについて心配していることがありました。それは、パウロキリスト教に改宗したユダヤ人達に、「子供に割礼を施すな。慣習に従うな」と言って、律法を守ることから離れるように教えているという「悪意のあるうわさ」でした。勿論これは誤解です。パウロが語ったのは、律法を守ることで救われると考えている人々に、律法が神の国に入る条件ではなく、主イエス・キリストが私達の罪の為に十字架で死んで下さったことで、神様は私達の罪を赦して下さった。私達はこのキリストを信じることによって救われると語ったのです。