神の言葉を聞く

 神の言葉・・キリスト御自身が神の言葉です。それが聖書に記されています。「聖書はキリストがそこに横たわっているまぶねである。ゆりかごである。」とルターは言いましたが、その聖書が神の言葉です。その聖書に即して聖書が語られる。神の言葉が語られる。その言葉が肉体となられた・・これが地上のキリストです。「キリスト」・「聖書」・「聖書に則して語られる説教」。これが神の言葉の三つの姿です。この神の言葉を聞くことによって信仰が与えられるのです。しかし信仰は、聞けばすぐ分かるか、聞けばすぐ信仰として私達の中で信じるかというと、そうではないことを先ほど申し上げました。