パウロの訴え

 私達も又、この王のように、真理の言葉を聞きながら、そして自分に問われているのに他人事のように聞き流してしまうことが多くあるのではないでしょうか。根拠のない安心感の中にいた王は、「短い時間で・・」と、答えないことの弁解をしましたが、パウロはすかさず、「短い時間であろうと長い時間であろうと・・」と、救われる信仰に「時間の長さ」は関係ないこと、パウロの願いと祈りは、王様はじめその場に集まったすべての人達が、自分のように光の世界で生きてほしい、悔い改めて神のもとに立ち帰って欲しい、そして悔い改めにふさわしい行いをして欲しいことだと訴えました。