天の国

 これは、天の国の譬え話とあります。天の国とは、神様が支配されておられるところで、度々、結婚式の祝宴に譬えられる喜びに満ちた場所です。イエス様は、そこに入ることの出来る人について語っておられるのです。

 多くの人々は、死んだら天国に行かれると思っています。そのような希望を持ち、そのように信じています。よほど悪いことをしない限り天国は皆が行けると考えている人々が多いのです。しかし聖書には、入りたいと願う十人の内、全員が入れるのではなく、半分の人しか入れなかったという厳しい結果を伝えています。入れた「賢い」人とは、予備の油を用意していた人達です。