一匹の羊

ルカによる福音書15章では、イエス様は三つの譬え話をされています。

最初の譬えは百匹の羊を飼っている人が、一匹の羊を見失った話です。羊飼いは、羊が狼などに襲われるのではないか、岩山に足をすべらして谷底に落ちるのではないか、と、必死で探しまわります。そしてついに見つけたなら、待たせている99匹の羊と共に、見つけた羊を担いで、羊の囲いまで連れ帰り、見つけた喜びを自分の喜びだけにせず、友達や近所の人を呼び集めて分かち合うのです。