イエス様は安息日でも癒された

エス様の質問に、その場にいた律法の専門家もファリサイ派の人々も沈黙を守り、答えようとしなかったので、イエス様は病人の手を取り病気を癒してお帰しになりました。ご自分の問いに、実践で答を示されたのです。

「律法では、安息日であっても病気を治すことは許されている」という根拠として、イエス様は、「もし、あなた達の息子か牛が井戸に落ちたら、安息日だからといって、すぐに引き上げてやらない者がいるだろうか」と、彼ら達の現実を取り上げました。人々は、自分の家族や飼っている動物の為なら、安息日であっても労働禁止条項を気にすることなく無条件で助けていたからです。

今、イエス様が、目の前の水腫をわずらったこの人を助けることはそれと同じであることを語られたのです。