聖書に登場する「希望」

他方、本日読んでいただいた新約聖書には「希望」という文字が三か所記されております。「神の栄光にあずかる希望」(2節)、「練達は希望を生む」(4節)、「希望は私たちを欺くことがありません」(5節)です。
ここに記されている「希望」は、私達が承知している希望と同じものなのでしょうか。異なるとすると、どのように異なっているのでしょうか。ご一緒に考えてみたいと思います。
本日の聖書は、説教でしばしば引用される個所でもあります。
特に有名なのは、「苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む」という言葉です(4節−5節)。