忍耐

パウロは手紙の中で「大いなる忍耐を持って、苦難、欠乏、行き詰まり、鞭打ち、監禁、暴動、労苦、不眠、飢餓においても、純真、知識、寛容、親切、聖霊、偽りのない愛、真理の言葉、神の力によって」その忍耐を貫き通したと記しています(2コリント6:4−7参照)。それゆえ、この苦難を引き受ける時に「忍耐する」というのは、決して受け身の姿勢を意味しているのではなくて、むしろ、問題解決の為に自分は何が出来るのか、という対応策を模索する積極的な姿勢を意味して「忍耐」といっているわけです。
しかしてそれは、「練達を生む」と聖書は記すのです。