選択

女性は、家庭を築くことに失敗し、今なお、人目を避ける生活が続いていたのでしょう。イエス様は、この女性の魂の渇きに目を留められていました。そして女性が、自分の内面に目を向けて魂の渇きを自覚し、その魂に注がれるべき「命の水」を求めるようにと導かれました。
自分の過去と現在を明らかにされた女性には二つの道がありました。一つは、自己弁護と自己正当化への道(そうなるにはそれなりの理由があり、環境が悪かった、相手が悪かった)です。それは自分を守る道、自分を変えない道、イエス様を拒否してこの場から逃げる道です。
それに対してもう一つの道は、真理から目をそむけず、正直に、自分自身を見つめて悔い改める道であり、それはイエス様の前にひざまずき、イエス様に服従する道であり、イエス様から「生ける水」をいただく道です。女性は、後者を選びました。イエス様を受け入れたのです。