はじめに

 本日は収穫感謝の礼拝です。収穫感謝祭は国によって守る時期は異なります(ドイツでは10月第一日曜日・アメリカでは11月第4木曜日)。アメリカでは収穫も含めて、その年に与えられた恵みに感謝し、それを聖書に基づいて「施し」という形で感謝を表すということも行われていると聞いています。
秋は農作物や果物が実り、それを収穫する喜び(そして食する喜び)の時です。しかし収穫の喜びは、収穫にあずかる消費者には解らない喜びが、耕作者にはあるだろうと思います。その点で日本の勤労感謝の日は、勤労(働くこと)によって生活を支え、家族を養うことが出来たことに感謝することで、対象が広がった収穫感謝であると思われます。