伝道メッセージ

 開拓伝道で何を伝えたいかと問われるならば、「神様が、その独り子を私達に送って下さったのは、神様から離れて苦しんで生きている私達人間が、神様の守りと祝福の中で生きていくためです。神様のもとに立ち帰り、神の御子イエス様を信じて、神の国の民とされて、真理の道を共に歩んでいきましょう!」です。伝道とは、このメッセージを携えて、自分自身がそれまでの生き方から変えられた喜びと共に、聖書が示す真理の道に向かって歩ける幸いを、「あなたも御一緒に!」と呼びかけることでもあります。けれどもこの呼びかけは、人間として生きる根本的な土台の部分に光をあてることになり、簡単には呼びかけに応える人達は出てきません。しかし今日の旧約聖書に「一つの町の住民は他の町に行って言う『さあ、共に行って、主の恵みを求め、万軍の主を尋ね求めよう』言われた人は「わたしも喜んでいきます」(21節)とあり、礼拝に誘い合って行く姿が記されています。又、異邦人がユダヤ人に「あなた達と共に行かせてほしい。我々は、神があなた達と共におられると聞いたからだ。」(23節)と、神を信じる者達の言動が評判となり、一人のユダヤ人に、十人の異邦人が礼拝に共に行きたいと頼む姿が記されています。  

クリスチャンの言動を通して、神様が彼らと共にいることが明らかにされた時、このような光景が生まれることを聖書は伝えているのです。