はじめに   

 今日は、私達の主イエス・キリストエルサレム入城を記念する日です。 エルサレム入城は、旧約聖書のゼカリア書9:9〜10の預言の実現です。当時の王=支配者は、弱い者を強い力で支配し、軍隊で使われる「馬」を使用しましたが、ゼカリヤ書で預言される「王」は、弱い民衆の農作業や水汲みなどの家事で使われた「ろば」で入場します。ろばは、おとなしい性格であるため、柔和・謙遜を象徴するものと考えられていました。ゼカリヤ書は、神様から派遣される「王」は、柔和・謙遜な方であり、その象徴である「ろば」でエルサレムに入られること、その方からもたらされる本物の平和こそが、全世界に広がるようになると預言します。