み言葉

以上のことを前提として、今朝の主題である「み言葉と共に働く聖霊」の、「み言葉」とは何かを考えます。
創世記冒頭に「神は言われた。『光あれ。』こうして光があった。」とあります。ここで神が言葉を発しています。ここに明確に神の語る言葉があります。それを受けて、ヨハネ福音書の冒頭に、「初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。」とあり、更に、「言葉は肉となって、わたしたちの間に宿られた。」(14節)と丁寧に、キリストが神の言葉であると説いています。神の語る「言葉」は神であり、その「言葉」が肉(体)をとったのがキリストです。
したがってキリストを語る言葉、キリストを証しする言葉(説教)も、神の言葉であると、パウロは次のように言っています
私達から神の言葉を聞いた時、あなたがたは、それを人の言葉としてではなく、神の言葉として受け入れたからです。事実、それは神の言葉であり、また、信じているあなたがたの中に現に働いているものです」  (テサロニケ2:13)。