告別説教の背景

 イエス様は「神の御子」であるにもかかわらず、天の御座を降りて、この世で人間として生きられました。それは神の御子のみが知る「神の国」「神の愛」などについて人々に知らせる使命を神様から与えられたからです。しかしこの世の人々は、イエス様を「神の御子」として受け入れないこと。そのような中で弟子達は、イエス様の後継者としてイエス様がたどられた苦難の道を歩まねばならないこと。ただしその際には生前のイエス様と同じように弟子達を助ける「聖霊」が共に歩んで下さること。そしてこの世に勝利されたイエス様に従えば、必ず神様の平安が得られること・・等々、イエス様は愛する弟子達に教えようとされました。