兄弟への忠告

 兄弟とは同じ信仰者、主にある兄弟姉妹のこと(教会の仲間)です。神様を信じ、イエス様を信じて従っていく時、私達は、信仰と祈りによって悪から守られます。しかし悪の力はすさまじく、悪魔サタンは、いろいろな手法を用いて信仰者を誘惑し神様から遠ざけようと試みます。その結果、誘惑に負けたり、試みられて罪を犯すことがあります。信仰の仲間の一人が罪を犯した時、そのことを知った人は忠告しなければなりません。放っておけば、罪の空気は教会の中に拡がります。罪の芽は早いうちに刈り取らなければなりません。忠告は、最初二人だけのところでします。その人が忠告を受け入れたら、教会は強く立ち続けることになります。受け入れない時には、さらに一人か二人を連れて説得にあたります。「そのことが罪である」と確定されるためには、二人又は三人の証人が必要だからです。それでも忠告を聞き入れない時、教会は、その人を、天の国の民とはみなさずに、信仰を持つ以前の時の関係に戻すことになります。これは神様の教会をきよく保つためです。