「アレクサンドロ」と「ルフォス」の父

 シモンは「アレクサンドロとルフォスとの父」と記されています(21節)。この二人の名前は、当時の教会の人々(A.D.70年頃)には知られていたのでしょう。シモンも二人の息子も異邦人伝道の初穂として、父なる神様に選ばれたのではないでしょうか。
 思えば私達も、神様の一方的な恵みの内に、福音を信じる者として変えていただきました。最初は「神様の導き」を無理やりな感じで受け取られた方もいらっしゃるかも知れません。しかしその選びによって、私達は、「罪の世」から解放されて「自由」の恵みを受けたのです。