「ヴィア・ドロロ―サ」(苦難の道)

 裁判の場所から処刑場のゴルゴタの丘までの道を「ヴィア・ドロロ―サ」と呼ばれています。巡礼者達が主の苦難を偲んで歩む道です。
 ゴルゴタの丘では、イエス様は十字架にかけられる直前、慣例に従い、没薬をまぜた葡萄酒を飲ませられようとします(十字架の苦痛を和らげる鎮痛剤として)。しかしイエス様はお飲みにならず十字架につけられました。旧約聖書詩編22編にある「救い主が罪人に囲まれて、悲惨な目に遭う」ことが、イエス様の十字架で本当に起こった!預言が成就した!との聖書の証言が、24節の詩編引用聖句を通して私達にも伝わってきます。