戦うための武具

そこで今日の聖書は、やみの支配者と戦う武具を、神様は私達のために用意して下さっていることを教えています。ここには、『真理』『正義』『平和の福音』」『信仰』『救い』『霊すなわち神の言葉』が挙げられています。真理も正義も、人間が理論的に捉えることは出来ません。神様が定められ、神様が人間にあらわされるもので、信仰者の性質ではなくて、信仰者がそれにつかまることのできる「標識」であり、神様の武具です。履物を履いて相手に向かう目的は、「平和の福音を告げる」ことです。又、敵から飛んでくる火のついた矢を消し去るのが「信仰」、攻撃用の剣に譬えられるのが「聖霊」です。今日の聖書では、「霊の剣、すなわち神の言葉を取りなさい」とありました。聖霊が降る時、それは神の言葉(聖書の御言葉)となって私達を突き動かすということでしょう。