2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

百人隊長とユダヤ人の信仰とのかかわり

さて、エルサレムに駐屯するローマ軍、特に現場監督である百人隊長はユダヤ人の信仰についてかなりのことを知っていました。むしろ知らなければエルサレムの治安を維持するという彼らの使命を遂行することが出来ませんでした。ユダヤ人の信仰をあらわす代表…

聖書に登場する百人隊長

聖書には、部下の兵士が中風をわずらって寝込んでしまった百人隊長のことが記されています。この時、百人隊長はイエス・キリストのうわさを聞き、駆けつけ癒しを頼んでいます。「ただ、お言葉を戴かせて下さい。そうすれば私のしもべは治ります。私も権威の…

百人隊長

ローマ軍の百人隊長というのは、百人程度の兵をとりまとめる責任者、兵士の命を預かる現場責任者でした。戦いのない時は兵士全体をまとめる等,軍の規律のかなめとなり戦時は最前線に立って指揮をとる勇者でした。百人隊長の戦死率は低くなかったといわれてい…

第一の目撃者

しかし一人の人がこの様子を十字架のすぐそばで,つぶさに目撃していました。それはローマの軍隊の現場責任者だった百人隊長です。百人隊長は十字架の出来事の第一の目撃者です。イエス・キリストが息を引き取る様子を見て、彼はまるで自分に言い聞かせるよう…

はじめに

イエス・キリストは午前9時にゴルゴタの丘で十字架につけられ、午後3時に「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」と叫びました。この言葉を聞きユダヤ人達は「預言者エリヤを呼んでいる」と言いました。預言者エリヤが天から降りて来てイ…

 15章33−41節

33 昼の十二時になると、全地は暗くなり、それが三時まで続いた。 34 三時にイエスは大声で叫ばれた。「エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。 35 そばに居合わせ…

 6章4−15節

4 聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。 5 あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。 6 今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、 7 子供たちに繰り返し教え、家に座っているときも道を歩くときも…

イエス様の葬りの意味

ロマ書は記します。「私達は洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それはキリストが父の栄光によって使者の中から復活させられたように、私達も新しい命に生きるためなのです。もし私達がキリストと一体になってその死の姿…

アリマタヤ出身のヨセフ

イエス様の遺体は、アリマタヤ出身のヨセフの申し出により引き渡されました。彼は金持であり(マタイ)、身分が高く議員であり、勇気を出してピラトの所に行きました(マルコ)。善良な正しい人で、同僚の決議や行動には同意せず、神の国を待ち望んでいまし…

弟子の名前がない

今日の聖書に登場するのはイエス様の遺体とそれにかかわる人々だけです。その中にあるべき筈の11人の弟子の名前はありません。愛し尊敬する先生が死刑になることだけでも耐えられない苦痛であったでしょう。そして自分達も又、死刑囚の弟子ということで命の…

はじめに

本日は召天者記念礼拝です。信仰の先輩たちの写真を前にして、地上での生涯を信仰をもって走りぬいたその姿を思い起こし、記念する日です。私達の教会は歴史も浅く、私達の群れから天に送った方々はおりません。写真にある方々は私達会員の家族であり、又、…

 27章57−66節

57 夕方になると、アリマタヤ出身の金持ちでヨセフという人が来た。この人もイエスの弟子であった。 58 この人がピラトのところに行って、イエスの遺体を渡してくれるようにと願い出た。そこでピラトは、渡すようにと命じた。 59 ヨセフはイエスの遺体…

 1章14−21節

14−15ヨブのもとに、一人の召使いが報告に来た。「御報告いたします。わたしどもが、牛に畑を耕させ、その傍らでろばに草を食べさせておりますと、シェバ人が襲いかかり、略奪していきました。牧童たちは切り殺され、わたしひとりだけ逃げのびて参りまし…