2009-09-27から1日間の記事一覧

「追いかけて、あの馬車と一緒に行け」(29節)

キリスト者の使命は、救われた喜びを伝えることです。「行け」との神様の言葉をキャッチし、いつでも御言葉に従う用意があることです。

救いに至る最後のプロセス

宦官はフィリポに「ここに水があります。バプテスマを受けるのに、何か妨げがあるでしょうか。」(36節)とバプテスマを志願しました。それに対する返答が(本文にはありませんが)使徒言行録の最後に(37節)記されています。「フィリポが、『真心から信じ…

聞いて、信じる。そして・・

宦官は、フィリポを通して聞いたイエス・キリストを信じました。信仰の確信が与えられたのです。ここに第三のプロセスを見ます。

イザヤ53章

救いへの第二のプロセスは、神様は求める者に必要な助け手を送ってくださる、ということです。フィリポは神様の「あの馬車と一緒に行け」という声を聞きました。そして、乞われるまま、宦官にイザヤ書53章「苦難のしもべ」のメシア預言を解き明かしました。…

宦官は熱心に求めていた

驚くべきことは、彼がエルサレムに礼拝に行った帰りであったことです。つまり彼は自分の国の宗教ではなく、天と地を創造した唯一の神様のこと、そしてモーセの十戒などの律法について触れ、信じる者とされていたのです。更に彼は、エチオピア(今のスーダン…

御声によるフィリポと宦官との出会い

フィリポは、天使から「エルサレムからガザへ下る道に行け」と告げられます。すぐ出かけて行きますと、再び神様の霊が「追いかけて、あの馬車と一緒に行け」と告げられます。この馬車に乗っていた人物とは、エチオピアの女王カンダケ(女王の称号)の高官で…

はじめに

今日の聖書は、初めてアフリカ人にキリスト教の信仰が与えられた時のことが記されています。私達はここから、一人の人が救われるプロセスと、またその為に用いられたフィリポの行動を、ご一緒に学びたいと思います。

 8章26−40節

26 さて、主の天使はフィリポに、「ここをたって南に向かい、エルサレムからガザへ下る道に行け」と言った。そこは寂しい道である。27 フィリポはすぐ出かけて行った。折から、エチオピアの女王カンダケの高官で、女王の全財産の管理をしていたエチオピ…

 53章7−8節

7 苦役を課せられて、かがみ込み/彼は口を開かなかった。屠り場に引かれる小羊のように/毛を切る者の前に物を言わない羊のように/彼は口を開かなかった。8 捕らえられ、裁きを受けて、彼は命を取られた。彼の時代の誰が思い巡らしたであろうか/わたし…