2011-08-21から1日間の記事一覧

「三人の中で、誰が追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか」

この律法学者は、義務には忠実であったと思われます。しかし愛さなくても良い時には愛することをしない人です。だから隣人を愛せと言われると、私の隣人は誰かと規定したがるのです。イエス様は、彼に、「誰が隣人になったか」と問い返されました。 「隣人を…

「良きサマリア人」

イエス様が語られたこの譬え話は、追いはぎに襲われ、半殺しにされて倒れていた一人のユダヤ人の傍を三人の人が通りかかり、祭司とレビ人の二人は、倒れた人を見ると道の向こう側を通って行ってしまいましたが、三番目に通りかかった旅の途中のサマリア人は…

律法の教え

一つは、「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい」(申命記6章5節)です。もう一つは、「自分自身を愛するように隣人を愛しなさい」(レビ記19章18節)です。 イエス様は正しく答えた律法学者に「それを実…

「律法には何と書いてあるか。あなたはそれをどう読んでいるか」

律法学者の質問に対して、イエス様は、まず、「神様の意志のあらわれ」である律法を参考にするように言われました。 律法学者の答えは、イエス様から「正しい」と言われるものでした。

永遠の命

律法学者の質問は、「永遠の命を受け継ぐ為には、何をしたらよいのか。どうすれば永遠の命がもらえるか」というものでした。悪意を別にすれば、この質問は人間にとって、とても大切な質問です。永遠の命とは死んでも生きる命のことです。神の国(天の国)に…

はじめに

本日の「良きサマリア人」の話は、イエス様の譬え話の中でも「放蕩息子」と並んで最もよく知られている話です。イエス様がこの話をされたのは、一人の律法学者の質問がきっかけでしたが、この律法学者は、イエス様を試そうとする悪意がありました。イエス様…

10章25−37節

すると、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試そうとして言った。「先生、何をしたら、永遠の命を受け継ぐことができるでしょうか。」 イエスが、「律法には何と書いてあるか。あなたはそれをどう読んでいるか」と言われると、 彼は答えた。「『心を尽…

19章17−18節

心の中で兄弟を憎んではならない。同胞を率直に戒めなさい。そうすれば彼の罪を負うことはない。 復讐してはならない。民の人々に恨みを抱いてはならない。自分自身を愛するように隣人を愛しなさい。わたしは主である。

 「隣人になる」  牧師 佐藤義子