パウロの信仰告白

 14節以下で、パウロは、自分は先祖の神(天地創造主の唯一なる神)を礼拝する者であり、律法と預言者旧約聖書のこと)をことごとく信じていると告白します。さらに、自分は復活する希望を抱いており、これは自分を訴えている人々と同じ信仰だと主張します。(ユダヤ教の三つの柱は、神が唯一であり、旧約聖書は正典であること、そして復活の期待の確信)。ユダヤ教の中には復活はないとするサドカイ派がおりましたが、彼らは他のユダヤ教徒から、忍耐をもって受け入れられていたのでした。