復活の希望の確信

 パウロは「正しい者も正しくない者もやがて復活するという希望を、神に対して抱いています」と告白しています。イエス・キリストの復活は新約聖書の信仰の根本であり、弟子達の宣教の中心は「神様がイエス・キリストを復活させた。自分達はその復活の証人である」でした。パウロ自身も復活の主に出会い、キリスト者への迫害者から伝道者へと180度変えられました(9章)。


 パウロは「エスは、私達の罪の為に死に渡され、私達が義とされる為に復活させられたのです」(ロマ4:25)と語っています。イエス・キリストの死と復活は切り離すことが出来ません。私達の罪が赦される為に、神様の働きによってなされたのがキリストの死と復活なのです。コリント書でも「キリストが復活しなかったのなら、あなた方の信仰は空しく、あなた方は今もなお罪の中にあることになります」(15:17)とあります。