サタンの主張

サタンの主張は『ヨブは御利益があるから信心があるのだ。何も得るものがなければ信仰を捨ててしまう』というのです。「結果があるから原因がある」というのです。サタンはヨブを試みました。家畜や子供達を取り去って(即ち、神から与えられた祝福のすべてを奪って)しまいます。しかしヨブの信仰は揺らぐことはありませんでした。そして、神のヨブに対する評価も変わることがありませんでした。
しかしサタンは又、神に抗弁致します。実にサタンは神に逆らうものですが、「皮には皮を、と申します。まして命のためには全財産を差し出すものです。手を伸ばして彼の骨と肉に触れてごらんなさい。面と向かってあなたを呪うにちがいありません。」サタンは、「ヨブの信心など、命の危険にさらされるならばふっ飛んでしまう」と主張したのです。そして再度ヨブを試みます。