つまずかせる

エス様の価値を知り、その弟子の為に行動する者を、イエス様は、「私を信じる小さな者」(42節)と言われます。「信仰の幼い者」と言い換えることも可能でしょう。その者はやがて信仰において成長し、神の国の民として立派な働きをすることになるかもしれません。 

一方、この世的な価値基準を捨て切れていないのが弟子達です。弟子達は、イエス様の教えが分かっておらず、「神の国の民」とは言い難く、そのままでは、将来のある信仰の幼い者達のつまずきになるという危機感がイエス様にはおありだったのでしょう。「つまずかせる」ことは、神様の前で、きわめて、責任の重い大罪です。