「火で塩味を付けられる」(49節)

ここでの「火」は、神様の御性質を表す具体的な事象と言えるでしょう。「あなたの神、主は焼き尽くす火であり、熱情の神」とあります。又、預言者イザヤが召命を受けた時、炭火で唇を清められ、それ以降、神様の預言を語る者とされました(イザヤ書6章)。「火」は、神様の莫大なエネルギーを示すものとして、更に、人も物も全てを清める力を表すものとして象徴的に使われます。