2009-07-05から1日間の記事一覧

聖書から神意を聴く

ユダヤ人がステファノに対して問題にしたのは、ステファノが語る「律法」や「神殿」が自分達の考える(旧約)聖書の教えに反しているのか、いないのか、ということでした。しかしステファノがこの弁明の機会になそうとしたことは、ユダヤ人の考えている「律…

イスラエルの歴史は、始祖アブラハムから

ステファノは議会に召集されたユダヤ人達に向かって、まずアブラハムに目を向けるように語りました。創世記12章にはアブラハムがハランにいた時に神様の声を聞いたことが記されています。アブラハムは神様の語りかけに従い「生まれ故郷・父の家を離れて、私…

はじめに

イエス・キリストの名前によって宣教していた使徒の一人、ステファノは、ユダヤ人のねたみと偽証によって捕えられ、議会に引き出されました。大祭司から訴えられた内容について弁明の機会を与えられた時、ステファノが初めに語ったことは、訴えられている罪…

 7章1−8節

1大祭司が、「訴えのとおりか」と尋ねた。2 そこで、ステファノは言った。「兄弟であり父である皆さん、聞いてください。わたしたちの父アブラハムがメソポタミアにいて、まだハランに住んでいなかったとき、栄光の神が現れ、3 『あなたの土地と親族を離…

 12章1−4節

1 主はアブラムに言われた。「あなたは生まれ故郷/父の家を離れて/わたしが示す地に行きなさい。2 わたしはあなたを大いなる国民にし/あなたを祝福し、あなたの名を高める/祝福の源となるように。3 あなたを祝福する人をわたしは祝福し/あなたを呪う…