2009-08-02から1日間の記事一覧

モーセの召命

それから40年後、モーセはシナイ山で神様と出会います(出3章参照)。神様は、ご自身のことを、「わたしはある」という名で現われています。これは、「現にいる、生きて働く者としている」。「私は、私があろうとするものである。私は、私がなろうとするもの…

成長

モーセの母は、モーセをパピルスのかごの中に入れてナイル河畔の葦の茂みの中におき、それをエジプト王女が見つけ我が子として育てます。それゆえモーセはエジプト人として最高の教育を受けることとなりました。成人したモーセはある日、虐待するエジプト人…

ステファノの説教

本日の聖書は、ステファノがモーセについて語っている個所です。モーセが生まれた時代は、ヘブライ人の人口が増えてきた為にエジプト人から危険とみなされるようになっていました。そこでエジプト人は、ヘブライ人に重労働(粘土こね、れんが焼き、あらゆる…

はじめに

日本基督教団では8月の第一聖日を平和聖日と定めています。旧約聖書では戦争の反対の「平和」はシャロームという言葉が使われます。 元来シャロームは、何かが欠如したりそこなわれたりしていない満ち足りた状態をさし、そこからさらに、無事、平安、健康、…

 7章17−35節

17 神がアブラハムになさった約束の実現する時が近づくにつれ、民は増え、エジプト中に広がりました。18 それは、ヨセフのことを知らない別の王が、エジプトの支配者となるまでのことでした。19 この王は、わたしたちの同胞を欺き、先祖を虐待して乳飲…

 3章1−15節

1 モーセは、しゅうとでありミディアンの祭司であるエトロの羊の群れを飼っていたが、あるとき、その群れを荒れ野の奥へ追って行き、神の山ホレブに来た。2 そのとき、柴の間に燃え上がっている炎の中に主の御使いが現れた。彼が見ると、見よ、柴は火に燃…