2013-09-29から1日間の記事一覧

十字架の背後には罪の赦しと神様の愛

このような反対者達や部下達の罪深さを見る時、自分の中にも同じような弱く愚かで自己中心的な罪を見つけます。この私達人間の罪を背負い、その罪が赦される為の犠牲として、イエス様は罪人達による裁判で苦しまれ、屈辱的な十字架の死を孤独の中で遂げられ…

「唾をはきかけ、こぶしで殴りつけ、平手で打った」

判決後、イエス様に対して暴力が行われました。この世の権威の下にいる人々が、有罪とされた「弱い」者には力を用いて相手の尊厳を傷つけても許されると誤解したからです。何が真実かではなく、日頃、虐げられている自分のうっぷんをはらす人間の弱さ愚かさ…

判決

それに引き換え反対者達は、自分達だけでなく人々にも偽証するよう求めたのです。人を罪に誘導し、罪の仲間に引きずり込む・・、これも罪人の典型的なパターンです。 今日の旧約聖書(ダニエル書)にある「メシア」の姿は、大祭司達にもよく知られていました…

沈黙の中のひとこと

裁判における数多くの証言は、どれも決定的なものではありませんでした。イエス様ご自身も、虚しい証言の一つ一つには沈黙を守られました。しかし、大祭司の、「お前はほむべき方の子、メシアなのか」という問いには、敢然と肯定の返事をされました「わたし…

裁判

彼らの心の奥底は、イエス様に対する嫉妬と憎悪の感情で満たされていました。けれどもそれを、正当な法的手段で包み隠そうとして裁判を開きました。裁判は通常、大事な祭りや大事な安息日には開かれません。この時は大事な過越祭でした。又、通常、夜は開か…

はじめに

イエス様はユダの裏切りによって反対者達に引き渡されましたが、うしろで操っていたのは、宗教的権威をもつ人々であり、最高法院議員という政治的な権力を持つことができた「祭司長、律法学者、長老達」でした。彼らは「安息日の遵守」や「罪人達との交際に…

マルコ14:53−65

ダニエル書7:13−14