2010-10-03から1日間の記事一覧

「主の御心が行われますように」

パウロは、エルサレム行きを危険だからという理由で断念することは、自分に与えられた使命をおろそかにすることであり、イエス・キリストに対して不誠実と考えたのでしょう。以前パウロは「私はエルサレムに行った後、ローマも見なくてはならない」と言いま…

アガボの預言

フィリポの家に、預言者アガボが来た時のことです。アガボはかつて大飢饉が世界中に起こると予告し実現しています(11:27−)。アガボはパウロに向かって、パウロがエルサレムで鎖につながれて、ローマ人に引き渡されると預言しました。これを聞いて、パウロ…

カイサリアでのフィリポとの出会い

ティルスから航海を続けてプトレマイスに着き、その翌日カイサリアに着きました。そこには伝道者フィリポの家があり、パウロ達一行は数日間滞在したことが報告されています。フィリポは、最初のキリスト教会の世話役として選ばれた、“霊”と知恵に満ちた評判…

ティルスでのキリスト者達との出会い

ティルスには、かつてエルサレムの迫害から逃れてきたキリスト者達の伝道によって出来た群があったようです。パウロは、船が荷物の陸揚げの為に停泊していた一週間を利用して、キリスト者達の群れを探し出しました。そしておそらくいつものように、キリスト…

はじめに

今日の聖書は、パウロ達一行の帰国の旅が、どのような経路を通って目的地エルサレムまで行ったのかが記されています。この旅で出会った人々や出来事を通して、ご一緒にいくつかのことを学びたいと思います。

21章1−16節

1 わたしたちは人々に別れを告げて船出し、コス島に直航した。翌日ロドス島に着き、そこからパタラに渡り、2 フェニキアに行く船を見つけたので、それに乗って出発した。3 やがてキプロス島が見えてきたが、それを左にして通り過ぎ、シリア州に向かって船…

16章1−3節

1 人間は心構えをする。主が舌に答えるべきことを与えてくださる。 2 人間の道は自分の目に清く見えるが/主はその精神を調べられる。 3 あなたの業を主にゆだねれば/計らうことは固く立つ。