2010-05-30から1日間の記事一覧

礼拝から礼拝へ

私共の生活はまず礼拝です。礼拝から始まります。しかしこの礼拝は日常生活における礼拝へと展開し、そして又、礼拝に帰ってきます。これは私共に与えられている、大変恵まれた信仰生活ではないかと、神様に対する感謝を覚えるものであります。

万人祭司

最後に、宗教改革者のルターやカルヴァン、特にルターから、この日常的な礼拝と共に、奉仕するということで最も大事なことを教わっていると思います。それはペテロ第一の手紙(2:5,9)やヨハネ黙示録(1:5−6)にある、「万人祭司」という言葉です。キリス…

私達の奉仕の前に・・

キリストご自身も、「あなた方の中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、一番上になりたい者は、皆の僕になりなさい。人の子が、仕えられる為ではなく仕える為に、また、多くの人の身代金(多くの人の生命を買い取る購入代金)として自分の命を献げるた…

神の私達に対する愛

パウロはロマ書で「私達すべてのために、その御子をさえ惜しまず死に渡された方は、御子と一緒にすべてのものを私達に賜わらないはずがありましょうか。(8:32)」と語っています。 御子キリストを父なる神が遣わして下さった。これが神の私達に対する愛で…

全生涯が奉仕

「奉仕する」ということは、礼拝における奉仕だけでは決してありません。パウロの言葉に「自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい」(ロマ書12:1)とあります。自分の体を神に献げる。これが理にかなった、合理的理性的な、神に対する…

礼拝がサービス

次に、礼拝がサービス(奉仕)である、ということですが、礼拝でどんな奉仕をするかということについて私共は戸惑うかもしれません。礼拝が神に対する奉仕である、キリストに対する奉仕であるということは、何を意味するか、ちょっと分からない感じがいたし…

礼拝する対象を知る

詩編95:5−6節には、主なる神にひれ伏し、伏し拝もうと記されています。キリストは、礼拝が天地創造主である主なる神を拝むという点で、継承しています。この天地創造の神、主なる神、キリスト御自身については、私達にどんなかかわりがあり、私達に何をなさ…

ワーシップサービス

主イエス・キリストご自身の「礼拝」を一番よく、忠実に表現しているのが英語です。ワーシップ サービス=Worship (礼拝する)Service(仕える)との表現が、礼拝と奉仕を十分伝えていると思います。では、誰を礼拝し、誰に奉仕するのでしょうか。「礼拝を…

旧約聖書の礼拝

礼拝が、神を拝み、神に奉仕する礼拝であるということは、旧約聖書からの伝統です。礼拝が、礼拝し、奉仕することであるということは、(ギリシャ語からへブル語に遡って調べていただいた結果)32箇所の記述があり、この32箇所の中に一箇所だけキリストが言…

キリスト教の礼拝

もう一か所、礼拝について主イエスご自身が語られているところがあります。それは、マタイ福音書4章10節(ルカ福音書4:8)の、荒野の誘惑の最後、「あなたの神である、主を拝み、ただ主に仕えよ。」です。主を礼拝し、主に仕える。ここではっきりと、「礼拝…

霊と真理をもって礼拝する

先ほど読んでいただいたヨハネによる福音書では、イエス様がサマリヤの女に会われて、「霊と真理をもって礼拝しなければならない」と言われました。「霊」と「真理」。これはすべて「キリスト」のことです。「聖霊」はキリストから出てまいります。「真理」…

はじめに

本日は、「礼拝」について聖書から学びたいと思います。 「礼拝」の本来的言い方は「礼拝と奉仕」ですが、日本にキリスト教が入ってきた時に、「礼拝」と訳してしまったということがあるようです。キリスト教の礼拝がどんなものか(どのようにあるべきか)に…

4章21−26節

21 イエスは言われた。「婦人よ、わたしを信じなさい。あなたがたが、この山でもエルサレムでもない所で、父を礼拝する時が来る。22 あなたがたは知らないものを礼拝しているが、わたしたちは知っているものを礼拝している。救いはユダヤ人から来るから…

95編1−7節

1 主に向かって喜び歌おう。救いの岩に向かって喜びの叫びをあげよう。2 御前に進み、感謝をささげ/楽の音に合わせて喜びの叫びをあげよう。3 主は大いなる神/すべての神を超えて大いなる王。4 深い地の底も御手の内にあり/山々の頂も主のもの。5 海…