2011-01-23から1日間の記事一覧

神の守り

パウロは再び千人隊長の機転によって、命の危険から守られました。しかし暗殺計画からパウロを守ったのは神です。神が陰謀を打ち砕いたのです。創世記に「アブラハムのイサク奉献」の出来事が記されていますが(22章)、これは私達に「神が備えて下さる」と…

人間の計画と神様のなさること

この40人以上のユダヤ人達と接触していた人々の中にパウロの甥(姉妹の子)がおりました。彼はこの計画を聞いてすぐパウロに伝えました。パウロは、その暗殺計画を千人隊長に直接告げる必要があると判断し、百人隊長を呼んで、甥を千人隊長のもとに連れて行…

暗殺計画

彼らはまず、ユダヤ教指導者であった祭司長と長老達の協力を取り付けるため出かけて行き、彼らに、千人隊長の所に行って最高議会を再び開いてもらうよう、議会関係者と一緒に働きかけて欲しいと頼みました(21節参照)。パウロのことで議会が開かれれば、出…

殺すまでは飲み食いしないとの誓い

パウロを有罪判決に出来なかったユダヤ人達は、自分達の感情がおさまらず、何としてでもパウロの命を亡きものにしようと、ひそかにパウロを殺す計画をたて、殺すまでは飲み食いしないと固く誓いを立てたのです。その数は40人以上にのぼりました。彼らは自分…

パウロを巡る人々の思惑

陰謀を企てたユダヤ人達は、ユダヤの最高法院(最高議会)においてパウロを有罪判決に持っていこうとした人達です。彼らには、パウロが律法をないがしろにしており、生かしておいては大変なことになるという危機感がありました。そこで神殿にいたパウロを捕…

はじめに

今日の新約聖書は、見出しに「パウロ暗殺の陰謀」とあるように、ユダヤ人によってパウロを殺す陰謀が企てられましたが、それは失敗に終わり、パウロの命が守られた出来事が記されています。最初の段落には多くの人々が登場します。まずパウロの命を狙う40人…

23章12−35節

12 夜が明けると、ユダヤ人たちは陰謀をたくらみ、パウロを殺すまでは飲み食いしないという誓いを立てた。13 このたくらみに加わった者は、四十人以上もいた。14 彼らは、祭司長たちや長老たちのところへ行って、こう言った。「わたしたちは、パウロを…

1編1−6節

1 いかに幸いなことか/神に逆らう者の計らいに従って歩まず/罪ある者の道にとどまらず/傲慢な者と共に座らず2 主の教えを愛し/その教えを昼も夜も口ずさむ人。3 その人は流れのほとりに植えられた木。ときが巡り来れば実を結び/葉もしおれることがな…