2012-06-10から1日間の記事一覧

「永遠」と出会っている世界の日常を生きる

しかしこの日常の中で、かろうじて永遠をみつめながら生きているというものではありません。そうではなくて、「永遠」とすでに出会っている世界、そして日常を生きているということです。そのことを自覚したいと思うのです。私達がこの世界で造り出すこと、…

私達の日常

では、私達にとっては日常とはどのようなものでしょうか。私達の日常とは、灰色の、平凡でつまらなくて、そういうことの繰り返しである・・そんなことなのでしょうか。そうではないと考えます。 信仰者の日常は、そうではなく、「主の教えを愛し、その教えを…

私達は今日の聖書から何を聞くか

このように旧約聖書においても、新約聖書においても、神に従う者と、神に逆らう者の姿は対照的な姿として描かれており、そしてその生き方の招く結果が描かれています。そのような聖書の箇所を、今日の私達はどのように読むか、どのような意味を聖書は今日の…

マタイ福音書では

新約聖書では、マタイ福音書5章で、神に従う者の姿がくわしく描写されています。神に従う人は、「心の貧しい者、悲しむ者、柔和な者、義に飢え渇く者、憐れみ深い者、心の清い者、平和を実現する者」、そういう者達であり、そういう者達が受ける結果は「天の…

生き方が招く結果

神に従う者の結果は「流れのほとりに植えられた木。時が巡り来れば実を結び、葉もしおれることがない。その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。」(3節)というのです。対照的に、神に逆らう者の生き方の結果は、「風に吹き飛ばされるもみ殻。神に逆らう…

二種類の人間

詩編一篇を概観してみますと二種類の人間・・神に従う者と神に逆らう者、その両極端の人間が対照的に描かれていることに気が付きます。 最初に、神に従う者が描かれています。「神に逆らう者の計らいに従って歩まず、罪ある者の道にとどまらず、傲慢な者と共…

はじめに 

詩編は150の詩から成り立っています。150もありますから、内容も様々です。たとえば困難な状況に置かれた詩人が、その状況を神に嘆き訴える詩、信仰の確信を表明したり、神を賛美したりする詩、又心の底から絞り出す願いを神に叫び求める詩など幅広い内容と…

マタイ福音書 5:1−12  

詩編1:1−6  

「いかに幸いなことか」  佐々木哲夫先生(東北学院大学)

(伝道所開設8周年記念感謝礼拝)