2013-06-16から1日間の記事一覧

愛の実践

そうはいっても、手遅れだと思う人がいるかもしれませんが、しかし、そんなことはない。神から愛が私達に与えられているから、私達は人を愛することが出来るし、神を愛することができるのだ。すなわち、神から愛が与えられるからこそ私達は愛を知り、愛を実…

人は、神から恵みによって愛が与えられるゆえに・・

ペスタロッチという人は、「教育の父」と呼ばれた人で、次のようなことを語っております。「教育の根本は愛である。愛されて育つ子供は人を愛し、愛を分かち与える喜びを知り、生涯にわたって心豊かな人生を創造し続ける。同じように、人は、神から恵みによ…

「愛」によって、「信仰」も「希望」も確かにされる

パウロは2節で、そのことについてすでに答えを出しています。「山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無にひとしい」。 山を動かすほどの完全な信仰を持っていたら、もう十分かと思うと、そうではなく、愛がなければ無に等しいとい…

コリントの信徒への手紙13章

「預言する賜物をもっていても、知識的な能力があっても、完全な信仰をもっていても愛がなければ無に等しい。全財産を貧しい人々にほどこし、目立つ活躍をしたとしても、愛がなければ何の益もない。愛というのは、忍耐強く、情け深く、ねたまず、自慢せず、…

弟子達への継承

イエス・キリストと律法学者の問答を要約するならば、主を愛しなさい。神様の言葉から離れないでいなさい、そして隣人を愛しなさい、自分のように愛しなさい、ということになります。これが大事な掟なんだ、ということを言ったのです。そのことは、イエス・…

旧約聖書の申命記には・・

申命記6章の4節以下には、「聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、子供たちに繰り返し教え、家に座っている時も道を…

律法の専門家

イエス・キリストは、律法の専門家の質問に対して、主を愛すること、そして人を愛すること、この二つにまさる掟はないのだ、と言い切ったのです。もし、私達がその場にいたら、一緒に議論に加わり、それでは、 「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力…

律法学者の質問

本日読んでいただいたマルコ福音書には、律法学者が登場します。彼は、イエス・キリストに質問をします。「先生、律法の中で、どの掟が最も重要でしょうか」。 旧約聖書は大変長い大きな書物ですが、その中で、どの掟が最も重要か、ひとことでいえば何か、と…

はじめに

本日は三つの聖書の箇所を読んでいただきました。 この箇所について、一つは、イエス・キリストの言葉と旧約聖書を対比させながら見る、二つ目は、使徒パウロが語った言葉を見る、三つ目には、教育学者ペスタロッチの言葉を見る、その三つの側面から御一緒に…

コリントの手紙12:31−13:13

マルコ福音書12:28−34

申命記6:1−5

「最も大いなるもの」 佐々木哲夫先生(東北学院大学)

仙台南伝道所開設9周年記念感謝礼拝