2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

 14章9-10節

9 ああエフライム/なおも、わたしを偶像と比べるのか。彼の求めにこたえ/彼を見守るのはわたしではないか。わたしは命に満ちた糸杉。あなたは、わたしによって実を結ぶ。10 知恵ある者はこれらのことをわきまえよ。わきまえある者はそれを悟れ。主の道…

神様を知る

「天は神の栄光を物語り、大空は御手の業を示す」(詩編19編)、「目を上げて私は山々を仰ぐ。私の助けはどこからくるのか。私の助けは来る。天地を造られた主のもとから。」(詩編121編) 聖書は常に、神様がどういうお方かを伝えています。弟子達の宣教活…

神に栄光を帰する

「神に栄光を帰する」とは、一言でいうならば、「神様を神様とする」ことです。神様を神様とするには、神様を正しく知らなければなりません。子供達に信仰を教え、導く本の中に「ジュネ−ヴ教会信仰問答」があります。この信仰問答は「人生の主な目的は何です…

人間を神とする

ヘロデ王はユダヤ教に改宗したユダヤの王ですから、神様については、不十分ながら知っていたはずです。けれども彼は、自分が神と言われることを良しとしました。そこに神様の裁きが入ったのです。聖書は「主の天使がヘロデを撃ち倒した」と記しています。そ…

ヘロデと住民の利害関係

昔からフェニキア人が食料を規則的にパレスチナから輸入していたことが知られていますが、ここではおそらく経済問題のトラブルが両者の間にあったようです。そこで、困ったフェニキアの商人達が王の侍従を味方に引き入れ、王に和解を願い出たことで調停がう…

はじめに

使徒言行録は、イエス様の福音宣教のご命令がどのように弟子達によって果たされ、福音が拡がっていったのかを伝えている書物です。使徒言行録の主役は、常に、福音宣教を導かれる神であり、イエス・キリストであり、聖霊です。しかし今日の使徒言行録の20節…

 12章20-25節

20 ヘロデ王は、ティルスとシドンの住民にひどく腹を立てていた。そこで、住民たちはそろって王を訪ね、その侍従ブラストに取り入って和解を願い出た。彼らの地方が、王の国から食糧を得ていたからである。21 定められた日に、ヘロデが王の服を着けて座…

 19編2-5b節

2 天は神の栄光を物語り/大空は御手の業を示す。3 昼は昼に語り伝え/夜は夜に知識を送る。4 話すことも、語ることもなく/声は聞こえなくても5a その響きは全地に/その言葉は世界の果てに向かう。5b そこに、神は太陽の幕屋を設けられた

逆境の中で

私達の人生の中で、事柄が私達の願う方向にはいかず逆に進んでいく経験をお持ちの方は多いでしょう。神様の支配は人間の願望に支配されるのではなく、私達の願いを打ち破り、苦しく辛い経験へと向かわせることがあります。にもかかわらず、神様のこの世にお…

「主が牢から連れ出してくださった」

ペトロは、すぐヨハネの母マリアの家に行き、門を叩きます。そしてペトロの為に祈っていた大勢の人達に、神様が彼になした不思議な導きを語り、さらに、他の人々にも伝えるように言って、彼はそこを出ていきます。そこにとどまれば危険がその家にもやってく…

神様のなさったわざ

本日の使徒言行録は、ローマ帝国支配下時代、ユダヤ人によるキリスト教徒への迫害が起こっていた時のことです。ヘロデ王はユダヤ教に改宗し、宗教的指導者層の歓心を買い、自分の人気を高めようと使徒ヤコブを剣で殺し、さらにペトロをも捕えました。教会に…

エステルの決断

エステルは、町にいる全てのユダヤ人を集めてエステルの為に3日3晩断食し、飲食を一切絶つようにモルデカイに頼み、自分も断食し、死ぬ覚悟で3日後、王の前に出ます。王はエステルに金の杓を伸べます。その後、ハマンの悪だくみは王の知るところとなりハマン…

はじめに

紀元前6世紀、バビロンの支配下からペルシャの支配下へと移った頃、ユダヤ人のモルデカイは、自分の娘として育ててきたエステルをペルシャ王の妃の候補者として王宮に送ります。エステルは王妃に選ばれますが、その後、王の高官ハマンがモルデカイに敵意を抱…

 12章1-19節

1 そのころ、ヘロデ王は教会のある人々に迫害の手を伸ばし、2 ヨハネの兄弟ヤコブを剣で殺した。3 そして、それがユダヤ人に喜ばれるのを見て、更にペトロをも捕らえようとした。それは、除酵祭の時期であった。4 ヘロデはペトロを捕らえて牢に入れ、四…

 4章11節-5章2節

4:11 「この国の役人と国民のだれもがよく知っているとおり、王宮の内庭におられる王に、召し出されずに近づく者は、男であれ女であれ死刑に処せられる、と法律の一条に定められております。ただ、王が金の笏を差し伸べられる場合にのみ、その者は死を免…